こんにちは!川西だるま整骨院です!
今日は下肢のむくみについてのお話です。
人間の身体は心臓から血液が全身の細胞へ動脈という通路を使って酸素や栄養素を届けるために送り出され、細胞から排出された二酸化炭素や老廃物を回収して静脈という通路を使って心臓に血液を戻します。
しかし静脈には血液を積極的に流すしくみがありません。ですから頭など心臓より高いところを流れる血液は重力により自然に心臓に戻っていきますが、足を流れ心臓に戻る血液は重力に逆らって心臓に戻らなくてはなりません。
そこで血液を戻すためのポンプの役割を果たすのがふくらはぎの筋肉なのです。
ふくらはぎが第二の心臓と呼ばれるのはこのためです。
立ち仕事やデスクワークなどずっと同じ姿勢の状態でいると、ふくらはぎの動きが少なくなり筋肉の収縮作用によるポンプ機能がうまく働かなくなってしまいます。
その結果、足の血液が心臓に戻りにくくなり、うっ滞してむくみに繋がります。
また運動不足でふくらはぎの筋肉が衰えたり、過度なダイエットで筋肉が弱ってしまうと、同様にポンプ作用がうまく働かない状態になってむくみに繋がります。
むくみの解消や予防にはマッサージやストレッチ、ウォーキングが効果的です!
適度な運動で血液をしっかり循環させて、むくみを予防しましょう!(^^)!